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Seminer

定年間際に半月板を損傷。食と栄養で一変した理由は?

都内在住 70 代女性の場合

Tさんは、高校を卒業してから医療従事者の道に進み、その後都内の医療機関やクリニックなどに長く勤務します。真面目で研究熱心で、70代後半になった今も「学べるものなら何でも学んで吸収したい」と口にするほど努力家です。

遡ること28歳のときに、南木さんは交通事故で両膝を骨折する重傷を負います。搬送先の病院から「寝たきりになるかもしれない」と告げられるほどの大けがでした。

専門職でなかなか代わりがきかない仕事とはいえ、「夜勤はつきもので、結婚して子どもができても、院内の保育所に預けたりしてずっと働き続けた」生活を送ってきました。ご本人は「馬車馬のように働きながら三人の子どもを育てた」そうで、常人には早々できることではありません。

とはいえ、体にはそれなりに負担がかかっていたのでしょう。60歳を過ぎ、定年近くなったころ膝がズキズキ痛み出します。医師に診てもらうと「左膝の半月板を損傷」していました。ただ「膝に負担がかからないよう無理をしなければ」仕事は続けられそうで、Tさんは医師とも相談し、治療をしながらなんとか定年までは頑張ろうと考えます。

それまでは至って健康で、風邪ひとつ引いたことがありません。が、さすがに定年をすぎて「仕事をセーブする」方に気持ちが傾きます。仕事はその後も続けますが、勤務は週3回にし、空いた日はスポーツセンターへ通い始めます。 ある日、家族の健康や自分の膝のことを相談するうちに、インストラクターから「がんコンベンション」に誘われます。薦められるまま参加したTさんは、そこで聴いた講演に心を動かされます。

食事と栄養について考える。Tさんは、医療の世界に身を置きながら「まったく考えてこなかった」自分を恥じました。一体自分は、家族に何を食べさせてきたのだろう。そして森山晃嗣先生と出会い、ここから栄養スイッチが入ります。

もともと和菓子や麺類、パンが大好きで、仕事の忙しさもあり、出来合いの惣菜や外食が多い食生活でした。そんな食生活を見直し、食品添加物や精製された小麦粉、糖質が多いものは極力避け、食べ物の酵素を壊す電子レンジの使用もキッパリとやめます。

一方で、ボタラボグリーン、キャロット、ミネラル77、オメガミネラル、ビーツなど、ボタラボ製品で栄養補給を続けます。さらに週3回、ジムで体を動かし、ヨガにも通い、ウォーキングやバードウォッチング、草花を育てるなどの趣味を楽しんでいく生活に切り替えていくのです。

数ヶ月続けた頃、ふと気づくと膝の痛みは自然に消えていました。ボタニックとの出会いから7年が経過して、Tさんはすっかり健康を取り戻し、運動や趣味を楽しむ生活を送っています。栄養の大切さを知れば人生が変わる。Tさんは今、とくに子育てで忙しいお母さんたちに、子どもの育児や成長のためにも栄養の大切さを伝えたいと考えています。(完)

私の栄養スイッチ 2024年1月号PDF