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Seminer

緊急取材! 新型肺炎に備えよう 新型コロナウイルスは怖くない!ポイントは、免疫力とデトックス。

ボタラヴィ20年3月Topics

新型コロナウイルスによる肺炎の感染が、世界的に広がっています。去る2月2日に行われた「医療と栄養のコラボセミナー」では、その新型肺炎への感染防止が話題になりました。本誌では、医師でNPO法人がんコントロール協会理事の秋山真一郎先生に緊急取材。がんやウイルスに負けない体づくりには何が大切なのか、聞きました。

効果的な治療がない

2019年12月から中国・武漢市を中心に広がった新型肺炎は、わずか2ヶ月余りで世界中に感染が拡大しています。日本国内でも感染者はすでに100人近く(2月10日現在)に上っており、今後さらに広がる気配を見せています。
この肺炎は、新型コロナウイルスが発生原因とされ、咳や発熱、筋肉痛などの症状を伴います。すでに多くの報道でも明らかなように、しばらくは軽い症状が続き、一週間ほどしてから悪化し、なかには重症化して亡くなる人もいて、世界中で不安が広がっています。
ウイルスの潜伏期間が約2週間あり、症状が出ていない人であっても、ヒトからヒトへの感染が確認されており、今後も感染拡大は避けられないと見られています。 
世界保健機関(WHO)や各国の研究チームによる分析やワクチン開発などが進められていますが、秋山真一郎先生によると「ワクチン開発は1年や2年では難しい。現状は症状を和らげる対症療法が中心で、効果的な治療がない状態」が続いているようです。

重症化するのが問題

こうした中で、私たちが新型肺炎から身を守るにはどうすればいいのでしょうか? 秋山先生は「新型肺炎とはいえ、ウイルスを寄せつけないためにはインフルエンザと同じようにマスクの装着や手洗い、うがいといった対策が有効です。その上で、他の疾患対策と同様、免疫力を上げることが感染を防ぐコツ」と指摘します。
今回の新型肺炎で特徴的なのは、発症者の約7割が40歳超という報告があるなど中高年に感染者が多く、高齢者や高血圧や糖尿病などの持病がある人が重症化する傾向がみられることです。つまり免疫力や栄養状態が低下している人ほど感染しやすく、重症化しやすいと考えられています。
秋山先生は「免疫力や栄養状態が落ちていると、新型コロナウイルスに限らず、がんなどの他の疾患にもかかりやすいのは同じです。ウイルスや病気に負けないためには、栄養状態を良くし身体を温めることを心がけ、体内環境を整えて自己治癒力を上げておくことが何よりも大切」と訴えます。

リンパ球を増やす

腫瘍内科が専門の秋山先生は、ふだんから数多くのがん患者と向き合っています。そのなかで、患者に共通するのは「リンパ球が低下している」事実です。一般的にがん細胞は1日に5000個ほどできると言われていますが、体に備わった免疫細胞が悪性化するのを防いでいます。その役割を果たしているのがリンパ球です。 秋山先生は、免疫が正常に機能する目安として「リンパ球の数が1500~2000以上あること」をあげます。がん患者の場合はその数値が500程度しかないことも稀ではないそうです。
免疫力を低下させるものとして、ストレスや喫煙、飲酒、偏った栄養など生活習慣の乱れや、紫外線、電磁波などの環境因子、さらに意外に知られていないものとして「マグロやシャケなど大型魚類に比較的高濃度に蓄積されているメチル水銀が要注意。歯の治療などに使われるアマルガムもこの一種」として、体から重金属を除去する重要性も訴えます。

解毒で免疫機能を回復

では免疫力を上げ、新型コロナウイルスを寄せ付けないためにはどうしたらいいのでしょうか? 「免疫力を上げるにはデトックス(解毒)と、栄養療法が非常に重要」だと、秋山先生は強調します。しかし毎日の食事だけで栄養補給とデトックスの2つを賄うことは簡単ではありません。
そこでベーシックな方法として秋山先生が推奨するのが、ボタラボ製品での栄養補給はじめ、コーヒー浣腸、カテキン(無農薬)とプロポリスによる解毒です。カテキンには非腫瘍効果、プロポリスは炎症を防ぐ働きがあるとされます。ボタラボ製品は、秋山先生自ら実証済みでボタラボグリーンを3ヶ月愛用して、リンパ球が1700から2500に増えたそうです。
いのちの鎖シリーズに基づいた栄養補給と解毒で体内環境を整え、がんやウイルスを寄せ付けないためにも免疫力UPを心がけてください。

秋山 真一郎

医師・医学博士、カナダマギル大学臨床腫瘍学客員教授、札幌医科大学卒。宇宙開発事業団宇宙医学研究開発室医長、九段クリニック総院長兼免疫細胞療法センター所長、医療法人再生未来グループ総院長、R未来がん国際クリニック院長等を経て、令和元年9月に「NPO法人がんコントロール協会理事」に就任。がん免疫治療と植物栄養素を中心とした免疫栄養療法など、副作用のない多角的療法で成果を上げている。著書に「最新の癌免疫細胞療法ーリンパ球療法から樹状細胞癌ワクチンまで」共著。

Topics 2020年3月号PDF