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Seminer

25年間悩まされた花粉症がピタリ。その理由は?

Doctor's Column2022.6

花粉症は、ある日突然やってきます。昨日まではなんともなかったのに急に、目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻づまりなどの症状に見舞われます。

神奈川県にお住まいの50代女性Mさんも、30代後半ぐらいの時に同じような症状に襲われます。春の日ざしがあたたかいある日のこと、突然くしゃみや鼻水、目のかゆみなどが出始めます。最初は「なんとなく熱っぽいし、風邪だと思った」そうです。が、一週間経っても二週間たってもなかなか治らないので、病院に行ったら「花粉症です」と診断されます。

以来、毎年2月の10日ごろから5月のGWが終わるまでの約3ヶ月間、ティッシュBOXと目薬と、市販の治療薬を手放せなくなります。花粉症にかかっている人はご存知だと思いますが、一旦、鼻水が出始めたら止まりません。ティッシュBOXはあっという間に空になり、ゴミ箱は鼻をかんだティッシュの山。目がかゆく、くしゃみが断続的に続き、集中力が途切れて、仕事や勉強も手につかない状態に陥ります。

花粉症は、文字通り花粉によって引き起こされるアレルギー疾患で、一般的にくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎や目のかゆみ、アレルギー性結膜炎などを引き起こします。花粉症を誘発するのはスギやブタクサ、イネなどが知られていますが、中でも多いのがスギ花粉です。

Mさんもスギ花粉症でした。耳鼻科に通い、治療薬を処方されますが、花粉症は、アレルギー症状を抑えるために抗ヒスタミン薬を使うケースが多く、どれも眠くなる副作用があります。日中は、仕事で車を運転することが多かったMさんは、眠気に襲われるのを避けるため、クリニックの処方薬をやめ、ドラッグストアや薬局をかけずり回り、眠くならない市販薬を見つけます。それからは「毎年春になるとティッシュを2~3パック必ずまとめ買いし、目薬や飲み薬を補充する生活を長年続けた」そうです。

Mさんは、花粉症以外にとくに持病などはなく健康状態に問題はありませんでした。食生活も日頃から添加物の多い加工食品などは避け、栄養のバランスを考えた食事を摂るなど、どちらといえば健康的な生活を送っていました。しかし花粉症になってからは「気分がウツになり、部屋の窓は開けられない、布団は干せない、外出も億劫になる。料理する時も鼻に栓をしてティッシュBOXを持って台所に立つ」ことを余儀なくされ、なんとかできないかとずっと頭を痛めてきました。

しかし、今から4~5年前、ボタニック・ラボラトリーと出会ってMさんの体は変わり始めます。端的にいうと、ボタラボグリーン、ボタラボキャロット、ミネラル、オメガミネラルを体に補充してから、不思議なことに花粉症がピタリ、と止まったのです。2018年春のことでした。Mさんが、どんなふうにして花粉症を克服できたのか?詳細は次号でお伝えしたいと思います。(つづく)

私の栄養スイッチ 2022年6月号PDF