M さんは、幼い頃からアトピーがありましたが、最悪の状況でもなかったため特に栄養には気をつけずに生活してきました。毎日カフェオレに食パン、飲み物はジュースや牛乳が習慣で、仕事のストレスからひと息つくためにお菓子を食べる日々。そんな中、お腹の痛い日が続き、ある日ついに下血してしまいました。驚いて病院を受診し検査を受けると、診断はなんとクローン病。クローン病とは消化器の粘膜に炎症や潰瘍を引き起こす炎症性腸疾患のひとつで、根本的な治療法は確立されていない病気とされています。同時にアトピーも悪化し、夜は痒くて眠ることができなくなりました。特に頭皮がひどく、枕にタオルを敷いて寝ると朝には浸出液で頭皮とタオルがくっつき、はがすのが痛くてひと苦労。首や背中も痒くて、赤くまだら模様になっていました。
途方にくれていたところ、知人の紹介でボタラボと出会います。小麦粉や砂糖などの炎症を起こす食べ物を食べるのを止め、細胞を再構築するための栄養素をふんだんに摂るよう指導されました。このままの生活を続けたくないと思ったM さんは、栄養療法に取り組み体を回復させようと決意。栄養スイッチが入ります。糖質中心の食生活からタンパク質と野菜中心の食生活に切り替え、小麦、揚げ物や刺激物を止めました。グリーン、キャロット、レッドビーツ、カムカムビタミンC、ミネラルPRO を混ぜたものを毎日、合計1・5ℓほど、浴びるように飲み続けました。また炎症を抑えるため1日15粒のオメガミネラルも欠かしません。同時に温めることで栄養の吸収が良くなると聞いて、ボタラボ温熱サロンにも週2〜3回通い、家ではひまわりαでお腹を温めることを徹底しました。
このような栄養療法を実践して3ヶ月経つ頃、M さんは全く下血しなくなったことに気付きます。痒みでイライラすることもなくなり、夜もぐっすり眠れるようになったのです。また、お腹がゆるくて1〜2時間置きだった排便が、1日3回ほどになり、お腹の調子も良くなっていることが実感できたのです。
1年が経った今ではお腹の調子はすっかり良くなり、アトピーの状態も改善!
メンタル面でも今まで面倒に感じていたことを「やってみよう」と新しい挑戦ができるようにもなりました。
「クローン病の場合、3年はこの食生活を続けるようにとアドバイスをもらったので、これからもしっかりとこの食生活と栄養の摂取を続けていきたいと思います。温熱サロンには今でも週1回は通っています。」とM さん。現在はすっかり健康を取り戻し、20代らしく活動的な毎日を送っています。