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Seminer

がんの本質に迫る最先端の治療と予防

去る4月7日(日) アントニオ・ヒメネス医学博士(通称:Dr.トニー)の講演が、東京・九段会館にて開催されました。世界をリードするドクターの貴重な講演に、日本各地から統合医療の医師をはじめとする医療関係者、健康の分野に携わる多くの人が詰めかけました。本誌では、講演内容の一部始終をダイジェストでお届けします。

がんをまず「知る」

「がんは身体の総合的な病気で、肉体だけでなく精神やマインドが影響している」Dr.トニーの講演は、そんな一言でスタートしました。日々がんに関する新しい研究が進む一方で、治療しても再発してしまうケースや、ここ数年では若年者のホルモン関連のがん(乳がんや精巣がんなど)が急増しています。年齢や国、地域などによっても発症しやすいがん種が異なるといった意味でも、Dr.トニーは「がんがどういうものか、その特徴を知ることが重要」とし「がんが増加しているその統計上の一人になるのではなく、今この瞬間から行動をかえること」をまず講演の冒頭に伝えました。

細菌叢が健康を決める

午前の部では、免疫機能の低下や代謝不全などがんに関する11の特長を、主に予防の観点で解説しました。まず関心を集めたのが細菌叢の重要性についてです。Dr.トニーは、細菌叢が全身の健康に関与していることから、腸内環境だけでなく、口腔内や皮膚などの健康状態が大切であると訴えました。歯周病がある大腸がんの患者の事例研究で、「大腸の腫瘤の細菌と口腔内の細菌が同じであった」ことから、特に口腔ケアに重点をおき、簡単に作れる無添加マウスウォッシュのレシピなどを伝授しました。ほかにも、スマートフォンなどの電磁波によっておこるエネルギー調和の乱れが、長期ストレス、睡眠障害、不安障害などの不調を起こすこと、身体の解毒システムである尿や便、汗、呼吸に関わる臓器をいかに健康に保つかなど、がんだけではなくすべての病気の予防に通ずる健康法を多数紹介しました。

感情の癒しの重要性

Dr.トニーは、これまで診てきた多くのがん患者から、スピリチュアルやマインドが身体に影響を与えていると確信しています。そのために、自身のクリニックでは精神面のケアを治療の一環として実施しています。マインドと疾患の関係について「細菌や毒素などの物理的なものよりも、思想の毒が与える影響の方が大きい」と話すDr.トニーは、過去の傷やトラウマを手放すことによってがんが回復した患者の実例を紹介し、精神面の問題とがんの関係性を示しました。「最高水準の治療機器や技術があっても、患者さんの笑顔がなければ治らない」とのメッセージに、会場は感動に包まれました。

全てのベースは栄養

午後の部では、Dr.トニーがすべての治療のベースと考える「栄養」をテーマに、がんの治療および予防で心掛けるべき食生活について語りました。がんのエサが糖質であることは有名な話です。では糖をゼロにすれば、がんは消えるのでしょうか?この問いに対してDr.トニーは「がんは賢く、糖がなければタンパク質、その次は脂質をエサにする」と回答し、重要なことは「がんのエサになる種類の糖を摂らないこと」と続けました。糖には、左旋体(左回り)の自然糖と、右旋体(右まわり)の精製加工された人工糖の2種類があります。「がんは右旋体の人工糖のみをエサにする特性がある」ことからDr.トニーは「摂取する糖の8割は野菜から、2割は天然由来の糖で摂ること」を呼びかけました。また、アメリカとヨーロッパの統計をもとに「がん患者の3人に1人は栄養不良になっている」ことにも言及し、「がん患者の死亡要因はがんそのものよりもがんに伴う栄養失調が多い」と続け、がんを予防する上で注意すべき食材と栄養の摂り方について詳しく解説しました。

エネルギーレベルの治療

最後のブロックでは、Dr.トニー率いるホープ・フォー・キャンサーで行われている光や音、エネルギーを利用した治療について触れました。人間の細胞は内と外で電位差があり、病気はまずこの目に見えない光や音波、電磁力などエネルギーレベルの変化から始まると考えられています。Dr.トニーのクリニックでは、がん治療の一環として細胞を健全な電位差に回復させる世界に2台しかない最新の治療器を新たに導入しており、今後の治療にもさらなる期待が高まっています。講演終了後の質疑応答の時間では、国内で活躍する統合医療の医師らを中心にこれからの日本の医療の発展に向けられたメッセージが送られ、会場全体が一体となり幕を閉じました。今後日本でホープ・フォー・キャンサーの治療が受けられる日も、そう遠くないかもしれません。

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