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Seminer

花粉症よ、サヨウナラ。ポイントはにんじんとビタミンA

Doctor's Column2022.7

Mさんが、長年悩まされ続けた花粉症から抜け出すきっかけになったのは、友人から誘われたボタニック・ラボラトリーの「正常分子栄養学」の講座でした。花粉症になってから10年余りが経過した頃です。もともと花粉症以外は特に持病もなく、食事や栄養にも気を使うタイプだったMさんは、自身の健康のためになるならと軽い気持ちで参加したのです。

「正常分子栄養学」講座では、がんや糖尿病、アレルギー、認知症など、病気やその症状に応じて、どんな食事や栄養が大切かを解説しますが、花粉症以外に既往症がなかったMさんは、話は参考になったものの、自分の体とどう関係するか最初のうちは、よく分からなかったようです。

2017年に友人から「花粉症にもいいらしいわよ」とボタラボグリーン、キャロット、ミネラル77を勧められます。とりあえず、その年の秋口から1~2ヶ月ほどMさんは試して見ることにしたそうです。

効用らしき変化が現われたのは、翌2018年の春ごろです。毎年、春先になるとテレビのスギ花粉情報に耳を傾け、ティッシュや目薬、飲み薬などを買い込んでいたMさんは「また嫌な季節がやってくる」と、対策を整えていました。

ところが、です。花粉が舞う2月になっても、外出しても「いつもなら鼻がツンツンするのに、全然ない」ことに気づきます。Mさんは、はたと立ち止まります。「もしかしたらグリーンやキャロットを飲んでいるせいかしら?」。それまで特に意識せずに飲んでいたMさんは、それからさらに徹底した栄養管理を試みます。

ボタラボグリーン、キャロット、ミネラル77の3種類のうち、ビタミンAやβカロテンが多く含まれているキャロットを1日5〜6杯、グリーン、ミネラルはそれぞれ3杯、加えてほぼ毎日、生のにんじんをミキサーですりおろしてジュースにして飲むようにしました。「1日でにんじん約20本分のビタミンAとベータカロテンを摂るようにしてから、花粉症も出なくなったし、肌に透明感が出るようになった」そうです。

ちなみに、Mさんは特に糖質制限はせず、白米などは普通に摂っていました。ただ、にんじんを細かく切ってごま油とおかかをかけてサラダにして食べるなど食事管理、栄養管理を徹底します。今でもグリーンとキャロットは1日4〜5杯飲む 生活を続けているそうです。

それから現在に至るまでも完全に花粉症とおさらばして毎年、快適な春を迎えています。
好きなゴルフや、花粉が飛んでいる日でも普通に外出や買い物を楽しんでいます。
「栄養は量を摂ることがとても大切。とりすぎぐらいがちょうどいい」とMさん。花粉症でお悩みの人は、Mさんの栄養摂取を参考にしてみてはいかがでしょうか。(完)

私の栄養スイッチ 2022年7月号PDF